【ソウル明洞グルメ】カルグクスで有名な「明洞餃子」명동교자(ミョンドンギョザ)本店訪問

ソウル旅行で明洞に行くなら一度は食べておきたい名物グルメ、明洞餃子(명동교자)。ミシュランガイドにも掲載され、韓国グルメ番組「水曜美食会」でも紹介されたほどの有名店で、観光客はもちろん地元の人まで行列を作る人気スポットだ。今回、実際に本店を訪問してきたので詳しく紹介する。

明洞聖堂から徒歩3分の好立地
名洞餃子本店は明洞聖堂から歩いて3分ほど、明洞駅8番出口からもすぐの距離にある。観光の動線に組み込みやすく、立地の良さも魅力のひとつ。平日の昼間に訪れた時はすぐ入店できたが、週末や夕方は行列必至。回転率が高いので、待ち時間は比較的短めだ。

代表メニューはカルグクスとマンドゥ
名洞餃子といえばやはりカルグクス(韓国式手打ちうどん)とマンドゥ(韓国餃子)。この2つは観光客にも現地客にも定番の組み合わせ。今回はカルグクス、マンドゥ、ビビン麺の3種類を注文してみた。
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カルグクス (₩11,000) |


・カルグクス (₩11,000)
看板メニューのカルグクスは濃厚ながらも脂っこさのないスープが特徴。鶏と海鮮を合わせたような奥深い出汁で、どこか韓国風担々麺やちゃんぽんを思わせる独特の味わい。麺は太めでもちもちしていて、スープとよく絡む。上には刻んだ肉と小ぶりの水餃子もトッピングされており、具材感も十分。
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マンドゥ (₩13,000) |
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ビビン麺 (₩11,000) |
・ビビン麺 (₩11,000)
ピリ辛で甘酸っぱいタレがよく絡んだ冷たい和え麺。こちらにもひき肉が入っていて、キムチとの相性が抜群。カルグクスと一緒に頼むと温かい麺と冷たい麺の両方を楽しめる。
無料サービスと店内システム
名洞餃子では麺の追加やご飯の追加が無料。お腹が空いている人でも満足できるサービスだ。食器はテーブルの引き出しに収納されており、清潔感がある。注文と会計は入店時に済ませる前払い制で、料理は番号に合わせて配膳ロボットが運んできてくれる。

サイドに欠かせないキムチ
提供されるキムチはマイルドなタイプではなく、にんにくや生姜がしっかり効いた力強い味。単体で食べるとかなり辛めだが、カルグクスの濃厚なスープと合わせるとバランスが取れ、むしろ手が止まらなくなる。

まとめ
名洞餃子本店は、明洞エリアで韓国の伝統的な麺料理を味わいたい人には外せない店。カルグクスの濃厚スープともちもち麺、ジューシーなマンドゥ、そして独特な辛口キムチ。この組み合わせを一度体験すれば、なぜ観光客も地元民も並ぶのかがよくわかる。明洞聖堂を観光した後に立ち寄るのも便利で、ソウル旅行初心者からリピーターまでおすすめできる定番グルメスポットだ。営業時間:10:30-21:00(ラストオーダー 20:30)
基本情報
- 住所:ソウル特別市 中区 明洞10キル 29
- 地下鉄Line4 明洞(ミョンドン、Myeong-dong)駅 8番出口 徒歩3分
- 地下鉄Line2 乙支路入口(ウルチロイック、Euljiro1(il)-ga)駅 5・6番出口 徒歩8分
- 定休日:旧正月・秋夕(チュソク)の当日
- ブレイクタイムなし
- 本店は混雑時に相席になる場合あり → 1人利用なら新館がおすすめ
- 公式サイト : http://www.mdkj.co.kr