2026年のシルバーウィークは9月19日から23日までの5連休。11年ぶりの並びである。そして、その2日後に始まるのが韓国の秋夕(チュソク)。日本の連休が終わったバトンを、そのまま韓国の名節が受け取るような日程になっている🌕
ここでたいていの人が引っかかるのが、「名節の韓国って、お店やってるの?」というところ。せっかく行ったのに全部閉まっていたら、と思うと足が止まる気持ちはよくわかる。
先に結論だけ言っておくと、開いている店のほうがずっと多い。しかも街は空いていて、古宮は無料。条件だけ見れば、むしろ当たりの時期。韓国で毎年この名節を過ごしてきた側から、何が開いて何が閉まるのか、どこに気をつければ損しないのかを整理してみた📝
2026年のシルバーウィークは11年ぶりの5連休
2026年のシルバーウィークは、9月19日(土)から23日(水)までの5連休。敬老の日と秋分の日のあいだに国民の休日が挟まる、11年ぶりの並びである。
飛行機で2時間ちょっと。5日あれば、ソウルも釜山も、なんなら両方も回れてしまう距離感。今年のシルバーウィークに韓国を選ぶ人は、たぶん相当多い。
そのころ韓国は「秋夕(チュソク)」の真っ最中
秋夕は、韓国のお盆
秋夕は旧暦8月15日、一年でいちばん月が丸い日に、家族が集まって先祖に感謝する日。日本のお盆に近い感覚で、韓国人にとっては旧正月と並ぶ二大名節のひとつ🌕
私も毎年この時期は実家に帰る。ソンピョン(松の実入りの餅)を並べて、親戚の顔を一年ぶりに見る、あの独特の空気感がある数日間。
2026年の秋夕カレンダー
2026年の秋夕は9月25日(金)。連休は9月24日(木)〜26日(土)で、26日が土曜と重なるため、28日(月)が振替休日になる見込み。つまり韓国側は最大5連休。
日本のシルバーウィークが終わった翌日から、韓国が名節に入るという流れ。有給を1〜2日足して旅程を後ろに伸ばした人は、そのまま秋夕のソウルに滞在することになる。
ここで注目したいのが、木曜(24日)と金曜(25日)の2日だけ有給を足すパターン。9月19日から27日まで、まるごと9連休になる。しかもその有給2日は、韓国側がちょうど秋夕の真ん中。名節のソウルにいちばん深く入り込める日程である✈️
秋夕の韓国、お店は開いているのか
いちばん気になるのはここだと思う。結論から言うと、「全部閉まる」わけではまったくない。ただし、開いている店と閉まる店に、はっきり傾向がある。
デパートは「秋夕当日」だけ休み
新世界・ロッテ・現代といった主要デパートは、秋夕当日(9月25日)は基本的に休業。ただし前日も翌日も通常営業する店舗が多い。地下食品売り場もデパートの営業に合わせて動く。
デパコス目当ての人は、25日を避けて組めば問題なし。念のため、行く前に各店の公式サイトで当日の営業案内を確認するのが確実。
オリーブヤング・明洞の路面店はほぼ通常営業
コスメの買い物がメインなら、心配はほとんどいらない。オリーブヤングは観光エリアの店舗を中心に連休中も動いていることが多く、明洞・弘大・聖水あたりの路面店も同じ。むしろ観光客が集まる時期なので、開けておく側にメリットがある💄
とはいえ店舗ごとの判断なので、時短営業はありうる。ネイバーマップの店舗ページに当日の営業時間が反映されるので、そこを見るのが早い。
個人経営の食堂とカフェは、いちばん読めない
要注意なのはここ。家族経営の食堂、個人カフェ、市場の小さな店は、名節に合わせて数日間まるごと閉めるところが少なくない。「行きたかったあの店が休み」は、秋夕旅行でいちばん起こりやすいがっかりポイント。
対策はシンプルで、行きたい店をネイバーマップかインスタで事前にチェックしておくこと。韓国の個人店はインスタのストーリーで「25日〜27日休みます」と告知するパターンがとても多い📱
コンビニ・チェーン系・ホテルは安心枠
コンビニは24時間そのまま。スターバックスなどのチェーンカフェ、大型ショッピングモール、ホテルのレストランも通常どおり動く。予定が読めない日は、この安心枠を1軒キープしておくと気が楽。
移動編:地下鉄・バス・タクシーはどうなる
地下鉄もバスも、連休中は休日ダイヤで通常運行。止まることはない。ただし休日ダイヤなので、平日より本数がやや少なくなる時間帯がある🚇
空港鉄道(A’REX)も通常運行。むしろ気をつけたいのは高速道路で、帰省ラッシュのため地方への長距離バスは大幅に遅れる可能性が高い。釜山や慶州へ足を伸ばす予定なら、バスよりKTXを先に押さえておきたい。
タクシーは連休中つかまりにくくなる時間帯あり。カカオTを入れておくと移動のストレスが確実に減る。
秋夕だけのごほうび、古宮の無料開放
秋夕連休には、景福宮・昌徳宮・昌慶宮・徳寿宮・宗廟が無料開放されるのが例年の流れ。ソウル中心部の宮がまとめて開くので、この時期だけの得な数日間になる🏯
さらに、宮の敷地内で伝統遊びや民俗公演といった名節イベントが組まれることも多い。ハンボクを着ていれば普段から無料で入れるけれど、この期間は着なくてもそのまま入れるのが大きい。
無料開放の日程は毎年、国家遺産庁から連休直前に発表される。渡韓前に一度チェックしておきたい。
むしろ狙い目。連休のソウルは空いている
秋夕は「地元に帰る」名節。ソウルに住む人の多くが地方の実家へ移動するため、当日前後のソウル市内は驚くほど静かになる。
道はすいて、地下鉄も座れて、普段は行列の観光スポットもすっと入れる。街の色が一段落ち着いて見える、一年でも珍しい数日間。この空気を味わえるのは秋夕と旧正月だけ。
「混雑を避けたい」タイプの旅なら、実は最高のタイミング。
秋夕旅行で気をつけたいこと
航空券とホテルは早めに
シルバーウィークと秋夕が続くこの並びは、日韓どちらの需要も重なる。航空券もホテルも早く動いた人が勝つ形。まだ押さえていないなら、今週のうちに比較しておきたい✈️
薬局と両替所は休むところがある
個人経営の薬局は名節に閉まることが多い。常備薬は日本から持っていくのが安心。明洞の私設両替所も店によっては休むので、両替は連休前に済ませるか、トラベルカードを用意しておくと詰まらない。
ソンピョンは、この時期しか出会えない
秋夕のあいだだけ、パン屋や市場、コンビニにまでソンピョンが並ぶ。半月の形をした、ごまや豆の餡が入った小さな餅。松の葉と一緒に蒸すので、ほんのり香りが移っているのが特徴。名節の韓国にいる証拠みたいなお菓子なので、一度は手に取ってほしい🌙
秋夕連休の営業・運行まとめ
🗓 2026年の日程
シルバーウィーク(日本):9月19日(土)〜23日(水)
秋夕(韓国):9月25日(金)/連休は9月24日(木)〜26日(土)、28日(月)が振替休日の見込み
⏰ 営業の目安
デパート:秋夕当日(25日)休業、前後は通常営業
オリーブヤング・明洞の路面店:ほぼ通常営業(時短の可能性あり)
コンビニ・チェーンカフェ・大型モール:通常営業
個人食堂・個人カフェ・市場の小店:数日休むところが多い
🚉 交通
地下鉄・市内バス・空港鉄道:休日ダイヤで通常運行
地方への高速バス:帰省渋滞で遅延の可能性大、KTX推奨
タクシー:時間帯によりつかまりにくい、カカオTがあると安心
🏯 無料開放
景福宮・昌徳宮・昌慶宮・徳寿宮・宗廟(日程は連休直前に発表)
まとめ
11年ぶりの5連休と、韓国の大きな名節が並ぶ2026年の9月。「名節だから閉まってそう」で見送るには、あまりにもったいない巡り合わせ。
閉まるのは主に個人店とデパートの当日だけ。コスメも交通も観光も、ほぼ普段どおり動く。そのうえで街は静かで、古宮は無料で、ソンピョンはこの時期だけ。条件だけ見れば、かなりいい旅になる並び。
行きたい店だけ先に確認して、あとは名節のソウルの空気をそのまま楽しんでほしい。快適な韓国旅行を🌸
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