
韓国旅行の楽しみといえば、やっぱりコスメの買い出し。ただ、同じ商品でも「買う日」を1週間ずらすだけで支払額がまるっと変わってしまうのが韓国のドラッグストア事情。その鍵を握るのがオリーブヤング(올리브영)のセール日程。私も韓国に住みながら、この日程だけはカレンダーに印をつけている。
まず押さえたい、名前が似ている2つのセール
オリーブデー(Olive Day)=毎月25〜27日

毎月25・26・27日の3日間だけ開かれる、会員向けの定期イベント。会員価格やクーポン、ポイント還元がメインで、規模は小さめ。今月は8月25日〜27日が該当。
オリーブセール(Olive Sale)=年4回のビッグセール
3月・6月・9月・12月ごろ、年に4回だけ開かれる大型セール。最大70%クラスの値引き、1+1、限定企画セットが一気に出てくるのはこちら。旅行の日程を合わせる価値があるのは、断然こっち。
つまり「25日から安いんでしょ?」と思って来ると、本命の値段には出会えないという罠。ここ、意外と混同されがち🙂
2026年秋のビッグセールは8/30〜9/5
今回の秋セールは8月30日(日)〜9月5日(土)の7日間。オリーブデーが終わった3日後に、本番が始まる流れ。
昨年の秋セールも8月29日〜9月4日だったので、ほぼ同じリズム。ただ最終的な日程と割引条件は公式アプリで変わることもあるので、渡韓前にアプリを一度開いておくのが安心。
この時期は夏物のシーズンオフ処分と秋の新作投入が重なるタイミング。日焼け止めが叩き売られる横で、こっくり系の保湿アイテムが並び始める、という季節の変わり目そのものの棚。
買うべきもの(買うべきものリスト)🛍️
スキンケア:夏に疲れた肌の立て直し
9月セールの主役は、鎮静と保湿。紫外線を浴び切った肌をなだめるドクダミ・ツボクサ系のトナーやアンプル、そして乾燥期に向けた高栄養クリーム。
大容量トナーは1+1になりやすい代表格。スーツケースの重量とだけ相談を。
マスクパック:まとめ買いの本命
10枚入りの箱が積み上がるのがこの時期。単価が一年で最も下がる枠なので、お土産用として何箱かまとめてしまうのが正解。
ヘアケア&ボディ
海とプールと紫外線でぱさついた髪へのトリートメント、そして乾燥が始まる秋に備えたボディローション。生活消耗品こそセール価格の恩恵が大きい。
メイクアップ:秋色の先取り
秋の新作リップやチークが出そろう時期。日本ではまだ入荷していない新色に出会えることも多く、ここが韓国で買う一番の価値かもしれない。
インナービューティー・健康食品
コラーゲンゼリーや乳酸菌、ビタミン類も対象。かさばらず配りやすいので、職場へのお土産としても優秀な枠。
日本より安いブランド
日本の店頭やオンラインで買うより、韓国の店頭がはっきり安くなりやすいのは「韓国発ブランド」。輸入コストや代理店マージンが乗らないぶん、体感で3〜5割ほど差が出ることも珍しくない。
ねらい目のジャンル
・ドクダミ/ツボクサ系のトナー・アンプルなどのスキンケアブランド
・シートマスク専門ブランドの箱買い
・韓国発のリップ・クッションファンデ系メイクブランド
・韓国のヘアケア、ボディケアブランド
逆に、日本でも定価がこなれている外資系ブランドや、日本の免税店で安くなるアイテムは、わざわざ韓国で買わなくてもいい場合も。値札を見る前に、日本のオンライン価格をスクショしておくと判断が早い📱
観光客の割引の受け方
ここが本題。同じセール価格から、さらに引ける余地があるのが観光客の特権。
① パスポートを必ず持ち歩く
外国人観光客向けのクーポンや割引案内は、パスポート提示が前提になっていることがほとんど。ホテルの金庫に置いてきた日にかぎって割引に出会う、というのが旅の法則。
② 即時タックスリファンド
一定金額以上の購入で、レジでその場で税金分が引かれる即時還付に対応している店舗がある。明洞や弘大など観光客の多い大型店では、レジで「タックスリファンド」と伝えれば案内してもらえる。条件は1店舗・1回の決済で15,000ウォン以上。詳しくは次の項目で。
③ アプリの会員登録は入国前に
会員価格や配布クーポンは、会員でないと適用されないものが多い。Wi-Fiの弱い店頭で登録に手間取るより、飛行機に乗る前に済ませておくほうが圧倒的にラク。
④ クーポンは深夜0時と正午に動
セール期間中は毎日0時と12時に、先着で追加割引クーポンが配られるパターン。買い物に出る前、ホテルのベッドの上でアプリを開いておくのが賢い動き方⏰
⑤ 決済手段でもう一段
カード会社や簡単決済の提携割引が上乗せされることがある。会計前にレジ横の案内をちらっと見る癖をつけておきたい。
タックスリファンド、その場で受けられなかったら?
パスポートをホテルに置いてきた、レジが混んでいて言いそびれた、そもそも即時還付に対応していない店舗だった。そんな日でも、まだ諦めなくていい。タックスリファンドには「店舗で即時に引いてもらう方法」と「空港で後から返してもらう方法」の2つがあり、どちらも条件は同じ。要は、レシートさえ捨てなければ取り返せるということ🧾
2つの還付方法、こう違う
どちらの方法も、1つの店舗で1回の決済が15,000ウォン以上であることが条件。ここを勘違いして、同じ日に3店舗で1万ウォンずつ買って合計3万ウォン、では対象にならない。セール中はつい店舗をはしごしがちだけれど、買うものが決まっているなら1店舗でまとめて会計するほうが得、という話💡
| 区分 | 店舗での即時還付 | 空港での事後還付 |
|---|---|---|
| 特徴 | 会計時に税金分が引かれた金額で決済 | 定価で決済し、空港で払い戻し |
| 必要なもの | パスポート現物(またはモバイルパスポート) | 免税伝票+パスポート |
| メリット | 空港で待たなくていい、その場で安くなる | パスポートを持っていない日でも使える |
| 条件 | 1店舗・1回の決済で15,000ウォン以上 | 1店舗・1回の決済で15,000ウォン以上 |
空港での事後還付は、伝票が命
会計のときに免税伝票(면세 전표)を発行してもらい、それをパスポートと一緒に空港の還付カウンターまたはキオスクへ。伝票をなくすと手続きができないので、旅行中はレシートとまとめて一つのポーチに放り込んでおくのが安全。
割引率より、最終価格
セールの棚では「50%」の文字がいちばん目に入る。でも実際に得なのは、割引率が控えめでも本品がもう一つ付いてくる企画セットだったりする。
商品の割引価格 → クーポン適用 → おまけ・1+1 → 決済割引。この順番で確認していくと、数字に引っぱられる失敗が減る。
そして人気商品は初日に消える。旅程が重なるなら、初日の午前中に大型店へ向かうのがいちばん確実🏃♀️
アクセスと営業時間
🚉 明洞エリア
地下鉄4号線・명동駅(ミョンドン駅)、または2号線・을지로입구駅(ウルチロイック駅)から徒歩すぐ。大型店が複数あり、免税対応と外国語スタッフがそろっているのがこのエリアの強み。
🚉 弘大エリア
地下鉄2号線・홍대입구駅(ホンデイック駅)9番出口から徒歩5分ほど。若い層向けの新作の回転が速く、在庫の顔ぶれが明洞とは少し違う。
⏰営業時間の目安
一般店舗 : 毎日 10:00 ~ 22:00 前後
明洞・弘大の大型店 : 毎日 10:00 ~ 22:30 前後
まとめ
・8月25〜27日はオリーブデー(毎月の会員イベント、規模は小さめ)
・8月30日〜9月5日が秋のビッグセール、こちらが本番
・ねらうのは鎮静・保湿スキンケア、マスクパックの箱買い、秋色メイク
・韓国発ブランドは日本より安くなりやすい
・パスポート持参、アプリ会員登録、0時と12時のクーポンが三種の神器
セールの熱気にのまれてカゴがいっぱいになるのも、それはそれで旅の醍醐味。ただ、帰国後に毎朝使うのは結局いつもの一本だったりする。あなたにぴったりの一本が見つかりますように🌸
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